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  3. スポーツカーもEV化の波が
バッテリー

ヨーロッパを中心にガソリンではなくEV(電動化)にシフトしていっていくと表明している。
日本でも同様に2020年12月に2030年半ばに向けてEV化を表明した。
そのため、海外の自動車メーカーが積極的に導入しているのがEVのスポーツカーだ。
10年前後ですべての新車がEV化するだろうといわれている。
価格も手に届く範囲となり、性能もガソリン車を越えると予想されているからだ。
価格が717万円のEVスポーツカーのテスラ・モデル3はホンダNSXや日産GT-Rに迫るパフォーマンスといわれている。
あと数年もすると電池性能の向上・低価格化により、ガソリン車を越えるかもしれない。

ポルシェがEVスポーツカーを投入

ポルシェが初めて投入した市販のEVスポーツカー・タイカンは、日本でも販売予定のモデルだ。
静止時から最大トルクで立ち上がるモーターの特性を生かした加速が特徴。
0~100km/hの加速が2.8秒とポルシェ911GT2RSと同タイムで負けていない。

フェラーリもEVスポーツカーを開発

フェラーリもEVスポーツカーを開発した。それがSF90ストラダーレだ。
完全なEVではなく、V8エンジンとのハイブリッドとなっている。
0~100km/hの加速が2.5秒、最高速は340km/hとパワフルでありながら、搭載されるバッテリーは満充電で最長25kmの走行が可能だ。

マクラーレンのアルトゥーラ

2月に発表されたマクラーレンのアルトゥーラは、ハイブリッドモデルでエンジンを小型化し軽量化を図っている。
エンジンとモーターの組み合わせにより走行時充電も可能。

日本メーカーのEVスポーツカーはあるのか

ホンダが今、次世代のスポーツカーを開発中だ。2017年に東京モーターショーで発表した「Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)」が市販化を検討しているとのこと。
軽スポーツカーのS660の後継モデルといわれている。