トヨタ

トヨタのスポーツカーの歴史

スポーツカー好きなら誰もが聞いたことのある世代を超えて愛される86(ハチロク)。
日本国内だけで年間23,000台販売するほど人気のあるモデルだ。
86の由来は1983年に発売されたトヨタスプリンタートレノ/カローラレビンの上級グレードの共通型式番号「AE86」を意味している
当時の新メカニズムではなく自然吸気のエンジンとFRの組み合わせが人気となった。
中でもマンガ「頭文字D」の影響が大きく、現在でも当時のモデルが中古車市場で高値で取引されている。

2000年代に入ると排ガス規制や需要の減少により多くのスポーツカーが生産終了となったが、2010年代にふたたびスポーツカーの開発が復活した。

トヨタのスポーツカーの特徴

トヨタといえば実用的なファミリーカーのイメージは強いが、数々のスポーツカーを世に送り出している。
トヨタのスポーツカーはどの時代でも洗練されたデザインを採用し、スポーツ800や2000GT、セリカなど多くのクルマ好きを魅了してきた。
手の届く価格から高級装備や最先端の機能を搭載した上級モデルまで様々。

現行のスポーツカー

トヨタが現在販売しているスポーツカーについて解説する。

86(ハチロク)

現行モデルはヘッドライトがすべてLEDとなり、ウインカーも内臓モデルになった。
スポーツカーとしての基本性能も向上し、板厚の変更やスポット溶接の打点を増やして剛性をアップさせている。
AT車はマイナーチェンジ前と変わらないが、MT車は7psアップし最高出力が向上している。

スープラ

スープラはラテン語で最高を意味し、最高の走りが可能だ。
現行モデルは5代目で、2002年に生産終了したが2019年5月17日に復活している。
歴代のスープラ同様、直列6気筒エンジンにFR方式を継承した。さらにホイールベース、トレッド、重心高の3つの基本要素にこだわっている。
プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールなど、先進安全装備も搭載している。