ダイハツ

ダイハツのスポーツカーの歴史

車好きはもちろん、興味がない人間にも高く認知されているダイハツ。

軽自動車を買いたいと思ったときに、真っ先に候補に挙がるメーカーの一つだ。

ダイハツの歴史は1907年にさかのぼる。当時は日本工業化が進みつつある世の中だった。「日本の産業の活性化に貢献したい」と熱意ある学者や技術者が集まり、国産発動機を発明。

以後、発動機製造株式会社という名から始まり、当初はエンジンメーカーとして活躍していた。

自動車製造として地位を確立したのは、1930年ごろ。三輪自動車の需要が高まっていたことをきっかけに自動車の生産を開始。以後は、軽自動車を世に多く輩出し1951年にダイハツ工業株式会社と社名を変更した。

ダイハツの代表的なスポーツカー、コペンが誕生したのは2002年ごろだ。初代 L880K型で直列4気筒DOHCツインスクロールターボJB-DETエンジンを搭載しているのが特徴。2012年にL880K型は生産終了したが、その後「OFC-1」「D-X」など、派生コンセプトカーが誕生している。

ダイハツのスポーツカーの特徴

小型自動車専門として、自動車業界の一翼を担うダイハツ。

そんなダイハツが手がけるスポーツカーは、小型ながら機能性を持ち合わせた「コパン」だ。

フロントブレース、センターブレースで補強されたボディ。フロント・リヤバンパーの形状で空力性能を向上し、自分が思い描いた通りに操作できることを目指したスポーツカーだ。

デザインの種類のほか、カラーもリキッドシルバーやオフビートカーキメタリック・ブリティッシュグリーンマイカから計10種類を用意。自分好みのコパンが見つかることだろう。

ダイハツのスポーツカー

ダイハツが現在販売しているスポーツカーについて解説する。

コペン

ダイハツの軽スポーツカーの代表的存在と言えるコペン。「オープンスポーツカーを多くの人に楽しんでほしい」そんな思いから、Robe(ローブ)・XPLAY(エクスプレイ)・Cero(セロ)・GR SPORT(ジーアール スポーツ)と4種類ものデザインがある。

Robe

フロントフェンダーからボディサイドにかけ丸みのあるカーブを連続したダブルスウィープシルエットを採用。車両の後ろはダックテール形状に仕上げ、高速走行でも空気の抵抗を減らして走行を安定にしてくれます。

XPLAY

フェンダーやトランクフード、それぞれに細かくブロック形状を配置することでスタイリッシュな印象のデザインに。デザイン性を追求し、視覚的も走行時も楽しめるオープンカを目指したのである。

Cero

フロントからリヤスポイラーまで美しい曲線を描いたスタイルが特徴。滑らかな円のLEDリヤコンビランプは、万華鏡を覗いたときのようなきらめきを放っている。全体的になだらかなスタイルが、柔らかい印象を与えてくれる軽スポーツカーだ。

GR SPORT

ワイド&ロースタイルのフロント・リヤバンパーと専用のLEDヘッドランプにLEDリヤコンビランプで、機能性とデザイン性どちらも合わさった車種だ。風の抵抗といった天候に左右されないよう、空力性能にこだわりがあるのもポイント。

ドライブもきっと楽しめることだろう。