マツダ

マツダのスポーツカーの歴史

ロードスターは世界でもっとも販売数の多いオープンカーで、日本だけではなくアメリカ、ヨーロッパでも大ヒットを記録した。
ロードスターのヒットで各メーカーがオープンカーの開発、販売を行い、世界的なブームとなる。

マツダのスポーツカーの特徴

マツダのこだわりはなんといってもロータリーエンジンだろう。
ロータリーエンジンとはシリンダー内でローターを回転させ、動力を得る機関だ。
コンパクトなので車重軽減に優れている。また、対振動性にも優れ、スポーツカーのエンジンとして向いてるいえるだろう。
車重も1,000kg程度で、小排気量エンジンでも十分な走行性能を満たしてくれる。

マツダのスポーツカー

現在はロードスターとロードスターRFがラインナップされている。

ロードスター

オープンカースタイルのスポーツカーで、4代目のモデルとなる。
全長3915㎜と歴史上もっとも短くコンパクトにし、安全装備を搭載しながら先代に比べて100kgも軽量だ。
最大の要因としてはボンネット、フロントフェンダー、トランクリットなどにアルミ製にしたことが挙げられる。
搭載されるエンジンは初の1.5リッターエンジンの「SKYACTIV G 1.5」で最大出力131ps/7.000rpmとなり車両重量からするとかなりのパワーだ。
外観はマツダのデザインテーマである「魂動デザイン」を採用し、ロードスターらしさを残しながらも、スポーツカーらしいシャープなデザインになっている。

ロードスターRF

リトラクタブルハードトップモデルのロードスターRF。
搭載されるエンジン「SKYACTIV-G 2.0」は、環境・燃費性能が高められているハイスペックなエンジンだ。
ロードスター初となるテレスコピック構造を採用している。
テレスコピック構造とは、ステアリングホイールの位置をドライバーの操作しやすい角度と位置に調整できる機能だ。
車内は荷物スペースがないため、荷物はトランクに収納することになり不便は感じるかもしれない。